SDGsチャレンジデイ『古着バトン』〜服と想い、つながる未来〜のご報告

ミライバトン研究所は、2024年7月20日(土)に、小学館アカデミー運営の広島県三次市十日市保育所にて、アーバンリサーチ、三次市、ヤクルト山陽とともに、標記イベントを開催いたしました。

当イベントの参加者は、三次市愛光保育所、三次市東光保育所、三次市十日市保育所に通うお子さま202名、おとな212名で合計414名でした。

古着バトンは、877着の子ども服を回収し、378着の子ども服を販売しました。残りの子ども服499着は広島県福山市の児童養護施設への寄付となります。また、今回の売上63,100円は「みらいこども財団」に寄付し、支援を必要とする子どもたちのために使われます。

それでは、当日の様子をお伝えしてまいります。

<施設の様子>

会場は三次市十日市保育所です。

入口を入って左に子どもたちの作った「SDGsチャレンジデイ」の看板がありました。文字の枠の中に、参加者が不要なペットボトルキャップを入れる仕組みです。

万博TEAM EXPO 共創チャレンジの取り組みということで、ミャクミャク君も登場。

<オープニングの様子>

〇子ども達によるSDGs取り組み宣言からスタートです。

「手洗いする時は、ペーパータオルを使わずハンカチで手を拭きます!」 など、日々取り組んでいるSDGsについて発表しました。

〇ミライバトン研究所からは、萩原が挨拶させていただきました。

〇子ども達を応援するため、駆けつけてくださった広島県三次市の福岡市長に応援のお言葉をいただきました。

<各コーナーの様子>

〇「古着バトン」(ミライバトン研究所 × 小学館アカデミー)
3つの保育園に通う子どもたちやその親御様などから、事前にサイズアウトした子ども服を回収しました。

多くの子ども服にはメッセージが添えられていました。心温まるメッセージ、思わずクスッとなるメッセージもたくさんありました。

服に込められた想い(メッセージ)とともに、次の方に子ども服をつないでいきます。

今回、保育園の先生方を中心に、子ども達に取り組みを分かりやすく伝えるための冊子を制作いただき、配布しました。

また、保育園の先生方には、古着バトンの準備・運営もしていただきました。この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。


〇SDGs体験コーナー(小学館アカデミー)

親子で考えるSDGsクイズ、海洋ごみについてワクワク楽しみながら考えることができます。2度、3度チャレンジされるご家庭もありました。

〇サコッシュ制作(URBAN RESEARCH)

廃棄衣料からできたシート生地(commpost)のサコッシュを親子でデザインを考えながら作ります。保育園の先生方による明るく楽しそうな接客もありました。 完成したサコッシュには、かき氷チケットを入れて会場内を楽しむ姿がありました。

〇SDGsかき氷(小学館アカデミー × 地域のみなさま)

西田桃梨園、トレッタみよし、小川モータースにご協力いただき、規格外フルーツなどを使用したジャムを給食先生が作ったそうです。 身体と地球にやさしい美味しいかき氷にほっぺたが落ちそうな子ども達でした。
お家でも簡単に楽しく作れるレシピも紹介されました。

〇メルカリエコ教室(ヤクルト山陽)

使わなくなった物を捨てるのではなく、メルカリなどを活用するリサイクル方法をご紹介されていました。 ご家庭の皆さんには、お家で眠っている不要品を思い浮かべながら、ご参加いただきました。


〇リメイク体験(URBAN RESEARCH × 小学館アカデミー)

URBAN RESEARCHご協力の布地を使用したコースターやボタンを親子でワクワク楽しみながら作りました。


〇ペットボトル栽培キット (小学館アカデミー)

不要なペットボトルを植木鉢にし、土を入れたものに、ランダムに選べるお花の種を植えて育てます。退場口でいただきましたが、どんなお花が咲くか楽しみです。


〇みらいへの環境宣言ボード(三次市)

各ご家庭のSDGsの取り組みを、三次市の「みらいへの環境宣言ボード」にて掲示していました。

「貧困と機会差別をなくし、人々が優しくなれる機会を創造する」を活動理念に2015年に設立しました。ボランティアクルー180名とオンライン里親ボランティア70名が所属しています。全国にある600の児童養護施設で暮らしている子どもたちの約3万人を支援している団体です。 主な活動は、施設を訪問して一緒に遊びながら子どもたちの心のケア、学習の支援を行っています。近年ではオンラインを活用して活動を全国に広げています。 さらに様々な企業と連携して全国の児童養護施設に物品の寄付を行っています。 目指すのは、地域の人々が地域の子どもたちを支える社会。 一人ひとりの5%の時間やスキルを社会にシェアすることで、多くの人が多くの困った人を支える当たり前の社会を作ることです。
「貧困と機会差別をなくし、人々が優しくなれる機会を創造する」を活動理念に2015年に設立しました。ボランティアクルー180名とオンライン里親ボランティア70名が所属しています。全国にある600の児童養護施設で暮らしている子どもたちの約3万人を支援している団体です。 主な活動は、施設を訪問して一緒に遊びながら子どもたちの心のケア、学習の支援を行っています。近年ではオンラインを活用して活動を全国に広げています。 さらに様々な企業と連携して全国の児童養護施設に物品の寄付を行っています。 目指すのは、地域の人々が地域の子どもたちを支える社会。 一人ひとりの5%の時間やスキルを社会にシェアすることで、多くの人が多くの困った人を支える当たり前の社会を作ることです。